2008年2月12日

WindowsクライアントからLinuxサーバーのPHPウェブページをリモートデバッグする設定のメモです。

Windows(XP SP2)には、EclipseのPHP開発用プラグイン「PDT」をインストールします。
「PDT」は、Xdebugクライアントになります。

Xdebugは、Xdebugインストールメモのようにインストール済みです。

PDTインストール

PDTは、PDT Projectから「PDT All-in-One」パッケージをダウンロードしました。
(ダウンロードしたファイルは、pdt-all-in-one-S20071213_M1-win32.zipです。)

インストールは、zipファイルを適当なフォルダに解凍するだけでOKのようです。
(JVM(Java virtual machine)は必要)

サーバーの設定

デバッグするファイルは、次のようなパスにあるものとします。

ドキュメントルート /var/www/html
デバッグ対象ファイル /var/www/html/rd/index.php
デバッグ対象URL http://test.localdomain/rd/index.php

/var/www/html/rd/index.phpは、次のようなものにします。

PHP:
  1. <?php
  2. test();
  3.  
  4. function test()
  5. {
  6.   $now = Date('Y-m-d H:i:s');
  7.   echo $now;
  8. }
  9. ?>

.htaccessにXdebugの設定

ドキュメントルートの.htaccessには、次のような設定を行います。

php_flag xdebug.remote_enable On
php_value xdebug.remote_handler dbgp
php_value xdebug.remote_host 192.168.0.XX

この例では、xdebug.remote_hostには、WindowsクライアントのIPを指定しています。

PDTプロジェクト作成

eclipse.exeを起動します。
初めてeclipseを起動するときには、Workspaceの作成を聞かれると思います。

プロジェクトの新規作成

1.メニューの[File]->[New]->[Project]をクリック。

2.[PHP Project]を選択して、[Next]ボタンをクリック。

3.Project Nameを適当に入力して、[Finish]ボタンをクリック。
この例では、[Use efault]のチェックを外して、「H:\test」を指定しています。
PDT プロジェクト新規作成

4.サーバーのファイルをWindowsクライアントにコピー。

サーバーのファイルとローカルファイルは、次のような対応にしました。

サーバーのファイルパス /var/www/html/rd/index.php
ローカルのファイルパス H:\DocumentRoot\rd\index.php

5.ローカルファイルをプロジェクトに追加。
プロジェクト名を右クリックして表示されるメニューの[Import]をクリックして、ローカルのファイルをインポートします。
PDT ファイルインポート1
PDT ファイルインポート2

[Finish]ボタンをクリックして完了。

PDT ファイルインポート3

PDT デバッグ設定

1.
メニューの[Run]->[Open Run Debug...]をクリックします。

2.
[PHP Web Page]をダブルクリックして、デバッグ設定を作成します。

主な設定は、次のようになります。

Server Debugger Xdebug
PHP Server サーバー一覧が表示されていない場合は、[New]ボタンをクリックして作成します。
デバッグ対象があるサーバー名を指定します。
File プロジェクトに追加したファイルを指定します。
URL デバッグ対象のURLを指定します。

PDT デバッグ設定

3.
[Apply]ボタンをクリックして、設定を保存します。

PDT デバッグ実行

メニューの[Run]->[Debug]をクリックします。

デフォルトでは、ブレークポイントを設定しなくても、PHPスクリプトの先頭でデバッガが処理を停止します。
次のキャプチャは、[F5]キーを押しながら関数の中まで入ったところです。

PDT デバッグ実行

その他

Windows(XP SP2)には、COMODO Firewallをインストールしています。
最初、ファイアーウォール(COMODO Firewall)にブロックされて、PDTでデバッグできるまで少し手間取りました。

COMODO FirewallのApplication Control Rulesで、次の設定を行いました。

  • IEXPLORE.EXEの設定で、親がeclipse.exeの場合、MiscellaneousのAllow invisible connection attemptsにチェックを入れる。

(一度、すべてのIEXPLORE.EXEの設定の設定を削除後、[Run]->[Debug]すると、COMODO Firewallが許可するかどうか聞いてくるかも。)


eclipseはとても重いというイメージがありましたので、軽快に動作するのが意外でした。

僕はemacsで作業することが多いですが、PDTでのデバッグをときどき利用したいと思います。

2008年2月10日

PHPスクリプトにブレークポイントを設定して、ステップ実行できれば何かと便利です。
LinuxサーバーのPHPウェブページをWindowsクライアントからリモートデバッグする環境(Xdebug,PDT)を作ってみます。

まず、Xdebugをインストールします。

Linux(CentOS 4.3)マシンにインストールしているapacheとPHPのバージョンは、次の通りです。

  • apache 2.2.0
  • PHP 5.2.3

(両方ともソースからインストールしています。)

Xdebugは、バージョン2.0.2をインストールします。

インストール前の確認

php-configとphpizeが必要とのことで、パスが通っているか見てみます。

# which php-config
# which phpize

php-configとphpizeは、PHPをソースからインストールしたため(?)か、インストールされていました。

インストール手順

インストールは、Xdebug: Documentationの「Installation From Source」の手順を参考にして、次のように行いました。

Xdebugのインストール
# cd /usr/local/src
# tar xvzf xdebug-2.0.2.tgz
# cd xdebug-2.0.2
# phpize
 Configuring for:
 PHP Api Version:         20041225
 Zend Module Api No:      20060613
 Zend Extension Api No:   220060519
# ./configure --enable-xdebug
# make
# cp -i modules/xdebug.so /usr/local/apache2/modules/
php.iniの編集

php.iniに次を追加。

zend_extension="/usr/local/apache2/modules/xdebug.so"
apacheの再起動
# service httpd restart
確認

Xdebugがインストールされたか確認します。

# php -m
 [Zend Modules]
 Xdebug

phpinfoでも確認できます。

phpinfo.php

PHP:
  1. <?php
  2. ?>

PDTのインストールと設定は、次回投稿予定。

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